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韓流にはまって早17年。関心事について整理して発信してみたくなりました。のんびりと。最新記事:チャン・ジュン、過去記事:KINGDOM,CHILLIN HOMIE

Chillin Homie② SHOW ME THE MONEY777での軌跡

 

http://bloomint-music.com/wp-content/uploads/2018/08/smtm777_logo.jpg

 

 

韓国で人気を博すHIPHOPサバイバル番組「SHOW ME THE MONEY」のシーズン7、8、9と参加したラッパーChillin Homie。

本記事では、シーズン7でのChillin Homieの軌跡をご紹介します😊

 

 

 

「SHOW ME THE MONEY777」とは

Mnetで放送され韓国でHIPHOPブームを巻き起こしたサバイバル番組「SHOW ME THE MONEY」(2012年~)

プロ・アマチュア問わず応募可能なオーディション番組で、幾度の対決を経てラップの王者を決めます💵

 

番組を面白く刺激的にするための意図的な編集が「悪魔の編集」として非難されることもしばしばありました😅

 

しかし!

①すでにHIPHOP界で知名度のあるラッパーにとっては、より大衆に知られ音源をさらに売るチャンスになること

②実力はあるが無名のラッパーにとっては、番組に出ることでHIPHOPレーベルにアピール&所属できる可能性があること

 

というメリットがあるため、毎シーズン参加者が後を絶たない番組です(シーズン6では一次応募者12,000人)😳

 

また、参加者を評価するプロデューサー陣が韓国HIPHOP界を牽引するメンバーで構成されており、かつ歴代の優勝者が実際にラップの実力があることから、番組の質も一定の評価を得ています。

 

そんな人気番組のシーズン7が、「SHOW ME THE MONEY777」(2018年)。

 プロデューサーは、Swings、Giriboy、Deepflow、Nucksal、The Quiett、CHANGMO、Paloalto、CODE KUNSTでした。

 

7度目にもなるとマンネリ化してしまうのではという危惧から、今までのシーズンと比べいくつか変更点が見られます。そのため「7」ではなく、「777」。

 

大きな変更点はこちら↓

①賞金合計額が2億ウォンという桁違いの金額に。

②評価する際、各ラッパーにファイトマネーが与えられ、対決により奪って奪われを繰り返すベッティングシステムの導入。

③対面式の予選を廃止しインターネット審査に。

 

「SHOW ME THE MONEY」については、下記記事が詳しく考察しているのでおすすめ↓

今年も韓国の注目ラッパーが集結!『SHOW ME THE MONEY』今シーズンの見どころは? – BLOOMINT MUSIC

 

この「777」にChillin Homieは参加しました😊

 

二次予選ラップ評価戦

インターネット審査と一次予選のラッパー選抜戦を通過したChillin Homie(この部分は放送されていないので割愛します)。

二次予選の「ラップ評価戦」では、全プロデューサーと他のラッパーの前でラップを披露しました。

 

流れはこちら↓

①審査時間は一人60秒。終了までに四つのプロデューサーチームすべてがボタンを押せば脱落。

②各チームが金額でラップを評価し、その金額が三次予選のベッティングマネーに。

 

Chillin Homieが登場した時、無名のラッパーとして紹介されました。

彼の自己紹介も「(故郷である)浦項から来た20歳」というシンプルなものであり、所属事務所もありませんでした。

この時、顔の右側に彫られたタトゥー「有備無患」(備えあれば患いなし)についても触れています。

 

いよいよラップを披露。

ビートは「啓導(계도)(Prod.BVNX BEATS)」で、内容は「故郷から出てきた自分がヒップホップで革命を請け負う」というもの。

 

結果、Giriboyの「カッコいい」、CHANGMOの「期待していなかったけれど最高でした」など高評価を得てオールパス😄

290万ウォンのファイトマネーを獲得しました。

 

ラップ評価戦の様子はこちら。余談ですが、オールパスが決まり「やったー」という感じで喜んでいるような表情と動きが可愛いので、そちらも見てみてください笑↓

 

 三次予選ファイトマネー争奪戦

三次予選の「ファイトマネー争奪戦」に進んだChillin Homie。

この予選は、最大三人で対決するトリプルバトルシステムです。

 

流れはこちら↓

①ランダムで呼ばれたラッパーが、自身との対決を希望する挑戦者の中から好きな相手を指名。

②1対1の対戦が決まっても、二人に勝つ自信のあるラッパーがいれば1対1対1のバトルに追加で参加できる。

③ファイトマネーを獲得できるのは一人だけで、敗者の二人は脱落。

 

この予選で一番最初に名前を呼ばれたChillin Homie。

「勝ちやすい人を選びます」という強気な発言後、New champを指名しました。

理由は、「うるさくて耳障りだから」。とことんあおっています😅

その後Osshun Gumも合流し1対1対1の対決に。

 

Chillin Homieのラップは、対戦相手であるNew champのディス曲でした💦

「うるさくて弱虫なお前の上で焼酎を飲む」という内容。

 

ファイトマネー争奪戦の様子はこちら↓

 

 

結局途中で歌詞を間違えてしまい脱落。続いてOsshun Gumも歌詞を忘れ、唯一ノーミスのNew Champが通過という結果に終わりました😢

 

 

まとめ

 

三次予選のChillin Homieを、SWINGSは「期待していたのに声のトーンから緊張しているのが伝わった。」、ディープフロウは「可能性のある子だが」、パロワルトは「プレッシャーが大きかったのかも」と評しています。

三次予選で脱落という残念な結果でしたが、ステージ・テレビ慣れしてミスなく実力を発揮できれば上に上がれる可能性を示したシーズンだったと言えるのではないでしょうか。

 

次回は「SHOW ME THE MONEY8」でのChillin Homieの軌跡をご紹介します!