Chillin Homie⑦ SHOW ME THE MONEY9での軌跡【後編】
韓国で人気を博すHIPHOPサバイバル番組「SHOW ME THE MONEY」のシーズン7、8、9と参加したラッパーChillin Homie。
本記事では、シーズン9の四次予選以降から本選までのChillin Homieの軌跡をご紹介します😊
Chillin Homieのプロフィールについてはこちら↓
一次予選から三次予選までの軌跡はこちら↓
四次予選 音源バトル
24人が勝ち進んだ四次予選は「音源バトル」です。
流れはこちら↓
①プロデューサーのビート1曲で2クルーがそれぞれステージを披露し、チームプロデューサーが審査。
②勝利したクルーは全員が生き残り、音源を発売することができる。
③一方で、敗北したクルーからは必ず脱落者が発生し、敗北したメンバーのうち1人だけが勝利クルーに合流
三次予選で脱落者が出た2位と3位のクルーの3人が新たなクルーを結成し、全員が生き残った1位クルーと戦います。
Chillin HomieはZion.TとGIRIBOYのチームで、WonsteinとLil Boiと一緒のクルー。
Wonsteinがリーダとして続投しました。
曲名は、「Freak(Prod.Slom)」。
メロディアスなビートに乗せて「自分を語ること」がテーマの曲です。
Zion.Tは「Wonsteinクルーは各自が力があるからこそ強い魅力を感じなければ勝たせられない」と言いました。
Chillin Homieはラストにラップを披露。
自分の人生の不安や周囲の視線を恐れながらも、それらに耐えながら成功への道をたどっているから心配ないという歌詞をビートに乗せました。
披露後「リハーサルの方が良かったので少し残念ですが、すっきりしています」と語ったChillin Homie。
CODE KUNSTに「シーズン7の時よりすごく上手になった。当時は勢いだけだったけれど、今のラップにはまとまりや流れがある」と評価されました。
結果、Chillin Homieは音源バトルを通過することができました😊
音源バトルの様子はこちら↓
五次予選 チームディスバトル
各チーム4人ずつ、計16人が四次予選を通過しました。
五次予選は「チームディスバトル」です。
流れはこちら↓
①まず対決チームを決めた後、各チーム4人のラッパーがそれぞれラップディスバトル を行う。
②ラッパー審査員による投票が各バトルで行われ、総得票数の少ないチームが負け。
③負けたチームからは1人が脱落。
対決相手を指名できる優先権は、以前行われたプロデューサー公演でラッパーらの票を最も集めたDynamic DuoとBewhYチームが得ました。
彼らはJUSTHISとGroovyRoomのチームを選択。
そのためChillin HomieのいるZion.T、GIRIBOYのチームは、CODE KUNSTとPaloaltoのチームと対決することになりました。
続いてラッパーの指名。
Zion.TとGIRIBOYのチーム vs CODE KUNSTとPaloaltoのチームは、対戦相手がなかなか決まらず、くじ引きで決めることに。
結果、Chillin HomieはMck Daddyと対決することになりました。
神経戦はラップバトルの前から。
Chillin Homieは「一番勝ちやすそうだから望んでいた」と挑発され、「絶対に手加減しない、お前は死ぬぞ」とコメントしました。
いよいよ対戦。
Chillin Homieは2戦目の後攻です。
まずMck Daddyは、お前はRAVI(当時の所属事務所GROOVL1Nの代表)のペット、美容家になれ、俺の誕生日パーティーでラップしたら小遣いをやる、また間違えないか心配だなどとディスりました。
次にChillin Homie。
ビートはAmineの「Burden」。
原曲はこちら↓
「本選にも出たのになぜまだ出ているんだ」、「つまらない年寄り。漢方薬でも煎じてやろうか」「その年で頑張っているから後輩の心境は複雑」と年齢とラップの実力についてディスる内容でした。
結果、Chillin Homieがより多くのラッパー審査員の票を集め勝利しました。
チーム自体も勝ち、脱落者なしでチームディスバトルを突破しました😊
前シーズンではこのチームディスバトルで歌詞ミスをし脱落。
今回はミスなくはっきりした発音で重厚なラップを披露し、個人的に嬉しいバトルでした💙
チームディスバトルの様子はこちら↓
本選
ついにセミファイナルに向けた本選へ進んだChillin Homie。
残っているラッパーの人数が同じチーム同士がそれぞれ対決します。
すなわち
(ラッパー4人)GroovyRoomとJUSTHISチーム VS Zion.TとGIRIBOYチーム
(ラッパー3人)CODE KUNSTとPaloaltoチーム VS DynamicduoとBewhYチーム
の対戦。
流れはこちら↓
①2回のチーム対決で計5ラウンド。
②一次投票はラウンドの各ステージ1回ずつの計2回。二次投票は各ラウンドの2ステージ終了後行われる。
③獲得した公演費用を合計し、より少なかったチームから1人脱落。
しかし、全員が本選のステージに立てるわけではないのが「SHOW ME THE MONEY」のお約束。
各チーム2人のラッパーは、「マイク選択」の対象に。
本選で披露するステージの練習・リハーサルを経て、本番直前に舞台裏で、自分のチームのプロデューサーからマイクを渡された1人のみが舞台に上がれます。
Chillin Homieは、SKYMINHYUKと共にこの「マイク選択」に挑戦することになりました。
「本選で落ちるつもりはない」と優勝への決意を表明したChillin Homie。
しかしリハーサルの前日、薬を飲まないと昨日の記憶がないほどパニック障害が悪化しているため本選を辞退することを、GIRIBOYに伝えました。
迷惑をかけまいと我慢していたが限界に達したと言うChillin Homie。
残念ながら、本選辞退という結果で「SHOW ME THE MONEY」シーズン9への挑戦を終えました😢
Chillin Homieの「SHOWMETHEMONEY9」辞退に関する記事はこちら↓
ラッパーChillin Homie、うつ病とパニック障害を告白…「SHOW ME THE MONEY 9」降板へ“応援に感謝” - Kstyle
まとめ
これまでのシーズンよりはるかに成長した姿を見せ、ミスなく予選すべてを通過したChillin Homie。
SNS上では番組降板後、一時精神的に不安定な面が見られましたが、現在は安定した姿を投稿しています。
心身ともに健康でいてくれることを願いつつ、新曲の発表や「SHOW ME THE MONEY」シーズン10への挑戦(制作されかつChillin Homieが応募をすればの話ですが)を心待ちに、これからも応援していきたいと思います!
以上、約2か月に渡りのんびりとChillin Homieについてご紹介しました。
また彼に何か動向があればお伝えしたいと思います。
最後まで記事にお付き合いいただきありがとうございました😊